訪問介護事業所ではサービスを行う前に必ず訪問介護計画書を作成します。
訪問介護事業所ではサービスを行う前に必ず訪問介護計画書を作成します。
訪問介護サービスを契約する際に、あなたはこの「訪問介護計画書」に署名捺印しているはずです。
訪問介護サービスとは単に利用者の食事や身の回りの世話をするのではありません。
生活向上のための目標を立てそれに向かって計画的なサービスを行っています。
「見たことない」「知らない」と言う方はサービス事業所に確認してみましょう。
訪問介護サービスは利用者の日常生活が今よりも向上するように目標を立てて行います。
そのために訪問介護事業所ではサービスを行う前に必ず訪問介護計画書を作成します。
日常生活とは
訪問介護計画とは、事業所、利用者、ご家族の3者間で話し合って作るものです。
日常生活を行う上での問題点を洗い出し、その改善目標を立てます。
その内容を踏まえて訪問介護事業所のサービス提供責任者は、必要なケアを組み立てていきます。
ケアの具体的な内容や、サービスの週間スケジュール、利用者とご家族の要望、サービスを行うにあたっての留意点などが書き留められます。
こうして出来上がった物が訪問介護計画書です。
サービス提供責任者は作成した訪問介護計画を基に今度はそれを現場におろすための手順書を作成します。
そして担当するヘルパー(スケジュールの都合によっては複数になる場合もある)全てに計画の目標なども踏まえ細やかな指示を与えます。
作成された計画の内容についてはサービス提供責任者が利用者とそのご家族へ説明を行います。
利用者とそのご家族は訪問介護計画書の内容に納得された場合に署名を行います。
訪問介護計画は作成されてた物を継続して使い続けるものではなく、利用者の状況に合わせて修正や変更を行う物です。
サービス開始後に要望があれば遠慮することなくサービス提供責任者やケアマネージャに伝えるようにしましょう。
理想の介護を実現するためにはコミュニケーションがとても大切です。
訪問介護事業所のサービス提供責任者は、サービスを行う担当ヘルパーから受ける日々の状況報告を基にモニタリングを行っています。
その結果、利用者やご家族からの要望が無くとも必要に応じて計画の変更を行います。
その場合は新たな計画書を作成し、初回と同様に利用者とご家族への説明と了承を得ます。
計画の変更は訪問介護事業所の独断ではなく、ケアマネージャへの報告と了承の下で行われています。
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© 2015 Hamano Technical Works
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