独立開業に「成功する人」「失敗する人」

独立開業に「成功する人」「失敗する人」

独立開業に失敗しないためにはリスクや収入についてしっかりとした情報収集が必要です


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独立開業は失敗するからやめた方がいいの?

独立開業は失敗するからやめた方がいいの?

そう思っている方、はっきり言ってあなたには独立開業は向いていないのかもしれません。

あなたはどうして独立開業をするのですか? あなたはどうして独立開業をするのですか?

この答を家族や友人に話して、全ての方が納得できる説明が出来ますか?

一人で悩んでも良い結果はでません。いろんな人に相談する事から始めるのが良いと思います。

独立開業について考えてみる。

独立開業について考えてみる。

今このページを開いている皆さんは独立開業する事に興味をお持ちの方ではないかと思います。

既に色々なサイトを見て独立開業するための情報を収集されたのでしょうか。当サイトでは少し違った視点から独立開業について見ていきたいと思います。

弊社でも業務委託という形態で人材を募集している会社であり、募集する側から見た独立開業についても少し触れてみたいと思います。

窓から外を眺めるビジネスマン

起業と開業

起業と開業

皆さんは起業について色々調べている事かと思いますが、検索を行う場合に「起業」と入力しますか?それても「開業」と入力しますか?

他にも「独立開業」と入力される方もあるかと思います。

検索結果を見ても大体同じような内容が表示されると思います。これらの言葉についてほぼ同じだと思って良いと言えるのはないでしょうか。

以下にそれぞれの言葉の意味を書き出してみました。

 起業
新しく事業を始める事
 独立
他のものから拘束や支配を受けることなく自分で行動する、生計を営む、事業を営む
 開業
新しく事業や商売を始める事

どうでしょう、起業と開業についてはほぼ同じですね。しいて言えば「起業=法人」「開業=個人」というような使い分けも出来るのではないでしょうか。

求人情報などでよくみる支援型の独立開業

求人情報などでよくみる支援型の独立

起業と言えば、自分の持つアイディアを基にそれを自分自身で事業化していくものです。

最近では雑誌やネットで独立開業・起業の募集情報をたくさん見る事ができます。それらはその中でもいくつかの形態にわかれています。

 フランチャイズ
既に確立された商売のノウハウを手に入れ利用出来るかわりに、その対価を本部に支払います。
 代理店
企業の持つ商材をその企業に代わって販売します。販売方法や顧客探しは自分自身で考える必要があります。
 業務委託
企業が行っている業務を、企業に代わって行います。行った業務に対して対価が支払われます。

支援型の独立開業の場合

支援型の独立開業の場合

ほとんどが事業を行う上で必ず守らなければいけないルールがあったり、企業から何らかの支援を受けて開業するわけですから本来の起業するという意味合いからは少しはずれています。

しかし収入の面では保証もなく、開業のため自己資金が必要となる事など、この部分に関しては文句なしに独立していると言えるでしょう。

独立開業の魅力

独立開業の魅力

独立開業する事の魅力はいったい何なのでしょうか?

 魅力その①
事業の内容はもちろんの事、時間やお金の配分も自分で自由に行う事が出来ます。
 魅力その②
報酬は自分の努力次第。成果を上げるほど報酬も上がります。
 魅力その③
自分の夢を形にする事が出来る。

失敗しないためのポイント

失敗しないためのポイント

自分は絶対に失敗しないと言えますか?おそらくそう思われている方は、ここでこんな記事は読んでいないと思います。

このようなサイトで情報を集めている方は、多少なりとも不安を抱いているからではありませんか?それが普通の事であり、とても大切な事でもあります。

大事なのは始める前から負けない事です。マイナスとなる要因は出来る限り取り除いておきましょう。

その①全てを計画的に行う

その①全てを計画的に行う

どの部分においても「とりあえず」は絶対にダメ!

はっきり言って計画を立て実行できない人には独立開業は無理です。

もしこれから独立開業を目指すなら、まずはじめに計画書を作るところから始めてみてください。

出来上がったら身近な人に見てもらって下さい。そしてダメ出しされる部分がなくなるまで何度も作り直しましょう。

その②退路を断たない

その②退路を断たない

退路にもいろんな形があるとは思いますが、0か100というよにギャンブル的にやる事ではありません。

やはり初めにここまでが限界という線引きをしておく必要はあると思います。

その中で全力で打ち込めばよい事であって、家財を投げうって退路を断つことが成功の秘訣にはなりません。

慣れない仕事をするだけでもかなりのストレスとなる上にそのような追い込まれた状況では心身共に健全な状態を保つことすら難しいのではないでしょうか。

その③見栄を張らない

その③見栄を張らない

例えば備品などを購入する際にいいモノだからと予定よりも高価な物を提示されても簡単に承諾しないこと。

貧乏くさいやつだと思われたくないなんて、起業するあなたはマイナスからのスタートなんだからまさに貧乏人なんです。

これから商売人になろうとしているあなたが、カモにならないように。もう一度冷静になり当初の計画を見直してみましょう。

資金を借り入れている場合、「今さら100万増えたところで同じこと」などと言う考えは今すぐ捨ててください。

メンタルとモチベーション

メンタルとモチベーション

独立開業するなら、存分にその魅力を感じてください。

事業を成功させるには高いモチベーションを保つ必要があるからです。

あなたが乗り越えなければならない山は大きいですか?それとも小さいですか?あなたの強い思いでその高さも変わって来るのではないでしょうか?

登山する人

皆さんはどのような理由で独立開業を目指いていますか?

皆さんはどのような理由で起業・開業を目指いていますか?

皆さんは様々な理由で独立開業を目指しておられると思いますが、その中でもほとんどの方、いや全ての方が今の仕事に比べて金銭面や環境を含めて生活を向上させたいという思いではないでしょうか。もちろんそれがモチベーションに繋がっていると思います。

しかしそれらは不可能ではないと思いますが、けっして簡単ではないことを念頭に置いて慎重に考える必要があると言えます。

 今より収入をアップしたい
「収入が落ちた」必ず増収が見込めるとは限らない。
 拘束や支配を受けることなく仕事がしたい
「規則・ルールが厳しく制約が多い」自分の自由には出来ない。
 定年後もできる仕事を探している
「年齢的にキツイ仕事だった」定年こそないものの独立とは楽ではない。
 現在の仕事が不安定、安定した仕事が欲しい
「仕事量が少なく安定しない」定着するまではかなりの時間が必要。
 現在のスキルを活かした仕事がしたい
「今のスキルが役に立たない」資格と実務には温度差があります。
 好きなことで稼ぎたい
「思っていた仕事ではなかった」事前にしっかり確認する事。

独立開業にまつわるお金

独立開業にまつわるお金

ドル紙幣の写真

独立開業するにあたり、皆さんが一番気になる部分がここ、すなわちお金にまつわるお話ではないでしょうか。

まずは募集情報に良く出てくる情報を確認してみましょう。

 開業資金
この事業を行うために初めに必ず支払う必要があるお金。
 収益・売上
あなたがこの事業を行った対価として得られるお金。月間や年間の額で表記されています。年間売上10,000,000円とか。
 ロイヤリティー
例えばチェーン店などの場合、看板の使用料として月々本部に支払うお金です。
 粗利益
月の売上から材料費や仕入れた商品を差し引いた金額が表示されています。ほとんどの場合、開業資金やロイヤリティー分を差し引いた金額を表記していません。純粋な収入を知るにはご自身で計算する必要があります。

募集情報に記載される売上は本当?

募集情報に記載される売上は本当?

その売り上げは全体の平均なのかもわかりませんし、ただの一例なのかもしれません。

すなわちその売り上げはあなたに対して保証されるものでは無いという事です。多くの場合、はじめから収入の確保は難しいという事です。

これから独立開業を考える方は何よりこの部分をしっかりと把握したうえで行って下さい。独立開業後1年くらいは収入がなくても食べていけるくらいの貯えは必要かと思います。

募集情報に記載されている開業資金とは開業時に支払が必要な金額であって、当面の生活費は含まれていません。

考える人

何故企業は自社のノウハウを提供するのか

何故企業は自社のノウハウを提供するのか

どの募集情報を見ても高額な収入や売り上げが記載されています。

そんなに儲かる商売ならば自社でやればいいのに、と思いませんか? この部分は深く言及しませんが、フランチャイズで事業を展開する側にはマイナス要素は存在しないという事です。

  • Aさんが事業に失敗した場合でも、企業側にはプラスが出る事が多く悪くてもプラスマイナス0となります。
  • Aさんが事業に成功した場合、もちろん企業側にはプラスしかありません。

企業側はリスクのない状態で事業を拡大する事が出来るのです。

未来が予知できて本当に100%成功するビジネスがあるのなら、もちろん自分でやりますよね。

慎重に見極める

慎重に見極める

募集情報には本当にたくさんの企業が記載されています。

見ているだけでもうお金持ちの社長気分になっている方、そこは一旦冷静になって慎重に検討して下さいね。

起業・開業者の募集といっても普通の求人となんら変わりなく、応募が無ければどうしようもありません。

なので各企業は人材確保のため少しオーバーな表現をされている場合もある?かもしれません。

そのあたりの見極めがしっかりできるかが、経営者としての才覚がためされる最初のステップではないでしょうか。

例えは応募の条件などはどうでしょう、「開業資金が用意出来ればOK」なんていうのもどうなんでしょうか。

あなたなら会社の看板を背負ってもらう方を選ぶ時どうしますか?

真実のイメージ

まとめ

まとめ

独立開業はリスクを伴うもので必ず成功するとは限らないという事を理解いただけたでしょうか。

何も無いところから起業する事を考えればフランチャイズなどの確立された事業は資金調達さえ出来れば誰もが成功するように思われがちなんですが、必ずしもそうではないという事です。

0から起業する場合、その事業をスタートするまでの準備だけでも大変な労力を必要としますが、支援型の独立開業はスタートまでのお膳立ては企業側で行われているという事です。

ただしスタート後はどちらも同じく、成功するか否かはあなた次第という事です。

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