いざと言うときのために、ライセンス認証について知っておくと安心です。
(更新日: )
Windows10のライセンス認証について、一通りを理解できるような内容になっています。
「Windowsがライセンス認証されていません」
こんな表示が出たままPCを使い続けると危険ですよ。
windowsのライセンス認証ってごぞんじですか?
普通にパソコンを購入して使っている方には馴染みのない言葉かもしれません。
そもそも普通じゃないってなんだ?って話ですがその話はまた後程ということで。
ライセンス認証とは、今お使いのwindows10が正規に購入された物であるという事を証明するためにマイクロソフトが行っているものです。
これについてユーザーが何かをする必要は無いので、皆さんが知らなくても当然かもしれません。
プロダクトキーによる認証
PC本体やOSのパッケージに貼りつけられたシールに記載されているProduct Key(プロダクト・キー)という25ケタの英数字を入力する事により認証を行うものです。
デジタルライセンスによる認証(Windows 10 バージョン1511以降)
電気屋さんやパソコンショップで購入された物がこれに当たります。メーカーでは、デジタルライセンス認証済のパソコンを販売 しています。
デジタル認証ではプロダクトコードがハードウェア(マザーボード)に記録され、インターネットに接続する事により読みだされます。
Windows 7やWindows 8.1からWindows 10にアップグレードした方は自動的にデジタルライセンスが適用されています。
プロダクトキー認証の場合
OSをクリーンインストールする際には必ずプロダクトキーが必要になります。もちろんプロダクトキーが分からなくなってしまった場合には認証が行えません。
デジタルライセンス認証の場合
OSをクリーンインストールしても自動的に認証が行われる。
では一度ご自身のライセンス認証がどうなっているのか確認してみましょう。
【確認手順】
次のいずれかの状態になっているはずです。
『Windowsがライセンス認証されていません。今すぐWindowsをライセンス認証して下さい。』
このようなメッセージが表示される場合は
利用開始から30日経過後に、一部の機能やサービスが受けられなくなるようです。
Windows自体が使用できなくなるという事はないようですが、アップデートが制限されます。
普段なら鬱陶しく思うくらい頻繁に行われるアップデートですが、それが無いという事はセキュリティー面が弱体化していくという事になります。
これって途轍もなく怖い事だと思いませんか?
先ほど説明した認証パターンの中に
「Windowsはデジタルライセンスによってライセンス認証されています。」
というのがありましたね。
これはマザーボードに記録されたプロダクトキーで認証を行っています。
例えば何らかのトラブルでWindowsの再イストールが必要になった場合でも
インターネットに接続する事で自動的に認証が行われます。
ならばマザーボードを交換した場合は
お察しの通り、ライセンス認証が出来なくなります。
これを防ぐためには
マザーボードを交換する前に、デジタルライセンスをMicrosoftアカウントにリンクする必要があります。
意味がよく分からない?
はい、説明します。
簡単に言うと、Microsoftのアカウントがデジタルライセンス代りになるという事です。
マザーボードを交換後はWindows10にマイクロソフトアカウントでログインすれば、ライセンスを再認証させる事が可能です。
※プロダクトキーで認証されている場合プロダクトキーの更新を行う事で認証する事が出来ます。
そもそもMicrosoftアカウントってなんだ?
『Microsoftのプレミアサービスへのオールアクセスパス』
だそうです。じゃあその次に出る言葉は当然
プレミアムサービスってなんだ?
『Outlook』『Office』は皆さんもよくご存知だと思います。
他にもインスタントメッセンジャーの『Skype』やオンラインストレージの『OneDrive』
ゲーム好きな方に向けたオンラインサービスの『Xbox Live』
ブラウザにEdgeを使っている方なら検索エンジンの『Bing』やニュースのポータルサイト『MSN』
アプリやソフトを購入できる『Microsoftストア』など
これらのサービスを全く使わない方にとってMicrosoftアカウントは馴染の無いものになっているのも仕方のない事かもしれません。
[Microsoftアカウント]と[ローカルアカウント]何れもWindowsにログイン出来る事に変わりはありません。
違いはどこにあるのでしょう
一部の機能や設定においてローカルアカウントでは使用に制限がかかります。
例えば複数のデバイスをお持ちの場合でも、Microsoftアカウントでログインすればブラウザのお気に入りを共有出来たりします。
まず初めにアカウントの状態を確認して下さい。
【アカウント画面の表示】
画面の赤丸部分を確認しましょう。
「自分の名前」「メールアドレス」「管理者」が表示されていますか?
すべてが表示されている方は以下の手順を参照の上「Microsoft アカウントをリンクする」画面へ移動します。
【手順】
先に説明した「ローカルアカウント」でログインしている状態です。
この状態では今回の操作を行う権限がありません。
一度サインアウト後に、管理者のアカウントでログインして下さい。
まずはMicrosoftアカウントの作成を行う必要があります。
以前に作ったが分からなくなってしまった、と言う方ももう一度取得して下さい。
以下マイクロソフトのサイトから取得が可能です。
account.microsoft.comへアクセスします。
画面の指示に従って
などの入力を行い進めていくだけです。
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