ウォシュレット(温水洗浄便座)の交換を自分でやってみる

交換作業では水漏れについて細心の注意を払って行いましょう

DIYする女性

(更新日:

温水洗浄便座の交換って誰にでも出来るのかな?

タイプにもよりますがそれほど難しいもモノではありません。

手先の器用な方ならほぼ問題ないと思います。しかし水回りなので慎重に行う必要があります。

工具とか買わないといけないの?

簡易な工具は付いていますが、場合によっては買い足す必要があるかもしれません。

もしあなたが、「工具なんて使った事もないよ」と言うのであれば正直自分で交換するのはおすすめ出来ません。

ウォシュレット(温水洗浄便座)は自分で交換できるのか?

トイレイラスト

やろうと思えばできます。

ちょっとスッキリとしない言い回しになっていまいましたが、誰でも簡単に必ずできるという代物ではありません。

[出来そうなパターン]

現状、ウォシュレット(温水洗浄便座)が取り付けられています。

この場合はかなり確率アップです。

すでに地盤は整っています。上手くいけば「カチャカチャ、ポン」的な感じで出来るかも?

[無理そうなパターン]

そもそも今はウォシュレットじゃない。これは交換と言うか新規に取付けるという事です。

例えばコンセントが無い!この時点でアウトです。

電気工事は素人がやっちゃダメなやつなんで、プロにお願いするしかありません。

これをクリアしたとしても、場合によってはいくつかの難関にぶち当たる可能性が高くなります。

イコール出来ないと言っている訳ではありません。

[結論]

ここまで読んで、う~んと思った方はやめましょう。

近くの家電量販店やホームセンターに行って工事とセットするのがおすすめです。

工事代が余計にかかりますが、びっくりする位の金額ではないと思います。

失敗して水浸しになったトイレを見てびっくりするよりはよっぽど良いです。

「それでも俺はやるんだ」とおっしゃる方は続きをどうぞ。

ウォシュレット交換手順

  1. コンセントからコードを抜きます。温水洗浄便座も電気製品なので安全のため、まずはじめに電気を遮断してください。
  2. 止水栓を回して給水を止めます。これを忘れると水が噴き出して大変な事になります。
  3. 貯湯式の場合はタンク内の水を抜きます。場所と方法はメーカーにより様々なので取扱い説明書をよく確認してください。
  4. 給水ホース(または金属のジャバラ)を取り外します。本体側または給水管側のどちらでも外しやすい方でかまいません。この時ホースに溜まった水が多少こぼれるので注意して下さい。
  5. 本体を取り外します。比較的新しいモデルであれば、ボタンを押してスライドすれば簡単に外れます。取扱い説明書を参照してください。
  6. 本体を外した後に残った台座を外します。ほとんどの場合上側に2本のネジが見えます。これを緩めると下側から便器を挟み込んでいるナットが外れます。
  7. 旧モデルではこの台座がなく本体にスライドして取付けるボルトとナットで便器と固定しているので下側(裏側)からナットを回して外し本体ごと引き抜きます。
  8. 最後に給水ホースと分岐金具の処理ですが、そのまま流用できる場合もあるので新しく取り付ける製品を確認してみましょう。その場合でもパッキンだけは新しい物に交換しましょう。

以上が大まかな手順ですが、最近はネット上でたくさんの優良な動画が配信されています。

百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、一度視聴される事を強くおすすめします。

YouTube(ユーチューブ)で「温水洗浄便座 交換」と検索するだけで非常に参考となるお手本がたくさん見つかるはずです。

ウォシュレット交換で気を付けるポイント

注意の看板

温水洗浄便座の交換で一番注意が必要なのは「水漏れ」です。

マンションなどで下の階へ水漏れさせた場合賠償や謝罪など色々大変です。

交換後は本体側と給水側の接続部分からの水漏れがないか十分確認してください。

水漏れはある程度時間が経過してから発生する場合もあります。ある程度時間をおいてもう一度確認しましょう。

気を付けるポイント5つ

  • 給水管が古い場合、直接触っていない部分から水漏れする場合があります。周囲もまんべんなく確認しましょう。
  • ねじの締め忘れ、手で仮止めしたまま増し締めを忘れないように最後にもう一度チェックしましょう。
  • ねじの締め込み過ぎではパッキンが破れたり、樹脂製ネジの場合は割れたりします。適度な力加減で行って下さい。
  • パッキンの入れ忘れ。取付説明書でパッキンを入れる箇所や枚数をはじめにチェックしておきましょう。
  • ネジを斜めにねじ込まないように注意して下さい。力任せに締め付けネジ山を潰してしまった場合、もうそのパーツは使えません。

ウォシュレット交換を業者に依頼する

業者

はじめにも言いましたが普通便座から温水洗浄便に交換(新規取付)する場合には、自分では手に負えない部分が出てくることもあります。

一旦チャレンジしたものの「こりゃダメだぁー」となってしまった場合、業者に依頼するしかありません。

温水洗浄便座の交換を業者に依頼した場合、交換工賃は既存の便座または温水洗浄便座の処分費など込みで大体1万円くらいまでが相場です。

ほんらい工事とセットのコミコミ価格が多いので、工事だけだとちょっと高く言われる事もあるかもしれませんが、上手く交渉して下さい。

但し以下の様なケースでは間違いなく別途工事として追加料金が必要になると思います。

トイレにコンセントが無い場合

コンセント

電気屋さんにコンセントの取付工事を依頼する必要があります。

コンセントがあっても容量が足りずブレーカーが落ちる場合も同様に工事が必要です。

電気工事は資格が必要なので素人が行う事は出来ません。

給水工事が必要な場合

場合によっては給水管じたいの加工(曲げや延長など)が必要になる場合もあります。

これは取付業者が直接行いますが費用の有無は内容によって変わると思います。

本当に故障?ウォシュレットのトラブルチェック

大抵の場合、何らかのトラブルや不調で交換を考えられると思いますが、実はそれ故障じゃないのかもしれません。またご自身で簡単に解消出来る事もあります。

[電源が入らない]

  1. コンセントがきちんとささっていますか?

    これが結構多いんですが、コンセントきちんとささってますか?トイレ掃除の際に何かでひっかけて抜けてしまっているというケースがよくあります。

  2. ブレーカーが落ちていませんか?

    さまざまな原因が考えられます。一度ブレーカーを上げて見て、すぐ落ちるようであれば漏電の可能性があるのですぐに修理の手配をして下さい。※コンセントについている漏電保護装置が作動している場合も同じです。

  3. スイッチが切れてませんか?

    必ずとは言えませんが、本体に電源スイッチが付いている物があります。

  4. リモコンタイプの場合

    電池は大丈夫ですか?これは簡単に交換できるので、とりあえず何か不調があれば一度交換してみることをおすすめします。

[ノズルから水が出ない]

  1. 断水していませんか。

    水道工事などで水が止まっていれば当然ウォシュレットの水も出なくなります。タンク式の場合しばらくは出ますが、すぐ止まってしまいます。

  2. トイレの止水栓が閉まっていませんか?

    あまり触る部分ではありませんが、蛇口タイプの止水栓なら子供がいたずらで閉めてしまったりする事もあります。突然出なくなったという場合は疑ってみましょう。

  3. フィルターの目詰まり

    ウォシュレットの内部にゴミが入らないように給水部分にフィルターを取り付けている場合があります。説明書を見ながら出来るのであれば掃除してみましょう。

    止水栓で先に水を止めないと水が噴き出します!よくわからないまま分解しないように。

  4. ノズルの目詰まり

    水の出る穴が汚れて塞がれていませんか軽く掃除するだけで改善する可能性があります。

[便座がガタガタ動く]

  1. ウォシュレットが動く

    便座を固定しているネジが緩んでいます。下から覗いて左右二か所にあるネジで便座を固定しています。ネジのタイプもメーカーにより違いますが、自分で締め込みが出来そうであれば回してみてください。専用工具が必要な

    タイプもあるので、無理に回してネジをボロボロにしないように注意して下さい。

  2. 便器が動く

    レアなケースですが便器ごと動いてしまう事もあります。これはもう素人の範疇ではないので専門に依頼しましょう。

[水が漏れている]

  1. つなぎ目から水漏れ

    ウォシュレットと水道を繋ぐホースのつなぎ目あたりから水がポタポタ落ちるといケースが多いと思います。

    こういった継ぎ目には必ずパッキンが入っており、その劣化により水漏れが発生します。「水道のパッキンは自分で交換してるよ」と言うスキルをお持ちの方なら修理可能です。

  2. ウォシュレットの中から水漏れ

    これもまた素人の範疇を超えていますね。分解修理が必要になるのでメーカーへTELです。


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